EPAサプリメント・子どもの朝食・子どもの運動後の食事量

電話受付10:00~18:30

03-3225-1515

メディカルサロン風本真吾の訓え

軽く見てはいけないこと5

この世の中には、病気の人と病気でない人のどちらかしかいません。病気の人に対して、医師は「治療する」という強いノウハウを持っています。そして、病気でない人に対しては、早期発見を謳って検査を行い、「あなた、ぴんぴんしているけど、実は病気ですよ」と語ることを仕事としています。病気といえるのか、いえないのかわからないゾーンに対してまで、「病気ですよ」ということを仕事としています。

病気でない人は、ある日突然、「あなた、実は病気ですよ」といわれることを望んでいるのではありません。病気にならないことを望んでいるのです。どうしたら病気にならないのでしょうか?それを研究するのが、健康管理学の立場です。

病気にならないためには、日常生活上「軽く見てはいけないこと」がたくさんあります。ついつい見過ごしがちですが、将来的に健康上の重要問題となる事象を取り上げてみました。

EPAサプリメント

1960年前後、アメリカでは心臓病死がどんどん増え、医療費総額もとんでもなく増えていました(1977年で1180億ドル)。そこで1968年、国民の栄養問題と疾患に関する研究をテーマに上院特別委員会が設置され、ジョージ・マクガバン氏が議長に任命されました。その長の結果が、1977年に『マクガバンレポート』として発表されました。

アメリカ人に多い心筋梗塞、大腸ガンなどは、肉食中心の食生活に原因があり、脂肪摂取の過多がそれらの病気をもたらしている、という結果でした。そのレポートでは、東洋で食される小魚(あじ、さんま、いわしなど)がそれらの疾患予防に有効であると記載されていました。

さあ、アメリカ人は困りました。突然死となる心筋梗塞の恐怖は、日ごろからおびえていましたが、だからといって、長年嗜好してきた肉食をやめることなんてできません。大きな魚の切り身を食べることはあっても、小魚を食べる習慣なんてありません。

そこで、合理的なアメリカ人が考え出したのが、「小魚の有効成分のみ摂取する」というものでした。当初は、「フィッシュオイル」や「肝油」といわれていました。食習慣は変えられない。しかし、これまでどおりの食生活でも、病気は予防したい。この思いこそが、EPAサプリメントを誕生させたのです。

青魚のアブラに含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)は、血小板凝集(=血液の塊ができる)や大腸ガンの発育を促進するアラキドン酸に対して抑制的に働き、心筋梗塞、脳梗塞、大腸ガン、前立腺ガン、乳ガンに対する予防力を発揮します。

私が知る限り、成分の効果を目的として生まれた最初のサプリメントであるように思います。

日ごろの食事にはアブラがたっぷりと含まれています。アブラが多いほど、味がやわらかくなりまろやかさがでるのです。最も多いのがリノール酸系のアブラです。炒め物、揚げ物など露骨なアブラ料理ではなくても、あらゆる食材にリノール酸系の脂質は含まれています。このリノール酸が体内でアラキドン酸になって蓄積するのです。

そのアラキドン酸を抑えるためにEPAサプリメントを摂取しておく。それも、毎日の定時の摂取に加え、特にアブラ系の料理を食べるときは食事前にも追加で摂取する。その簡単な心がけが、健康を守るのは間違いありません。

子どもの朝食

人は口から摂取したものだけで生命を維持し、身体を成長させ活動しています。まず心臓を動かすためにエネルギーが必要で、次に活動するためのエネルギーが必要です。その2つを消費した上で、さらに余ったエネルギーで身体を成長させます。したがって、子供は身体を大きくするためには、たくさん食べなければいけません。

低身長の原因の第一は、小食です。特に4歳までの食事量が最終身長に影響します。「あまり動かないのにたくさん食べる」という子供の身体は大きくなり、「動き回るのにあまり食べない」という子供の身体は大きくなりません。

1日の食事の中では、朝食が重要です。子供の生活では体育の時間などもあり、午前中のエネルギー消費が大きくなっています。朝食を食べなければ、体内成分を分解することにより午前中に必要なエネルギーを得ますので、背の伸びは悪くなります。

4歳から10歳前後までは、毎年5~6cmずつ伸びるのが普通です。朝食を含めてたくさん食べる子供は6~7cm伸び、あまり食べない子供、特に朝食を抜く子供は、4~5cmしか伸びません。5年で10~15cmの差がついてしまうのです。

子供の朝食はそれほどに重要です。決して軽く見てはいけません。

子どもの運動後の食事量

激しく運動する子供がいます。部活動に青春をかけているのです。あるいは幼少の頃から、猛烈にバスケや水泳の特訓を受けている子供もいます。親の夢と教育もかかっているのです。

思春期を迎えるまでの運動と背の伸びに関しては重要な法則があります。「運動で疲れてヘトヘトになったときに、食べないで寝てしまう子供は、背の伸びが極端に悪くなる」という法則です。ヘトヘトに疲れても、その後にたくさん食べれば、背は十分に伸びます。

疲れきってしまうまで運動する代表的なスポーツは、水泳とバレエです。クタクタになって、食欲がなくなりすぐに寝てしまうというのは、極めて好ましくない状態です。バレエの場合は食事制限までしてしまうこともありますが、それは論外です。

子供が激しく運動しているときは、ここ1年の背の伸びをきっちりとチェックしてください。思春期を迎えるまでの期間は、1年で5~6cm以上伸びていたら大丈夫です。5cm以下のときは、何か問題があるとすばやく察知するようにしてください。

巷では、バスケットボールをやれば伸びる、縄跳びをやれば伸びる、などと噂されていますが、運動に関しては「どんな運動が伸びるか」は問題ではなく、「運動後にしっかり食べているかどうか」だけが問題なのです。

前のページへ戻る

お問い合わせ

お電話にてお問い合わせください。

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-7白川ビル2F

クリニック案内

四谷メディカルクリニック
〒160-0004
東京都新宿区四谷4-7白川ビル2F
03-3225-1515
院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る