朝の体重測定・子供の食事量・靴底のインソール・ストレス時の精神安定剤

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メディカルサロン風本真吾の訓え

軽く見てはいけないこと1

この世の中には、病気の人と病気でない人のどちらかしかいません。病気の人に対して、医師は「治療する」という強いノウハウを持っています。そして、病気でない人に対しては、早期発見を謳って検査を行い、「あなた、ぴんぴんしているけど、実は病気ですよ」と語ることを仕事としています。病気といえるのか、いえないのかわからないゾーンに対してまで、「病気ですよ」ということを仕事としています。

病気でない人は、ある日突然、「あなた、実は病気ですよ」といわれることを望んでいるのではありません。病気にならないことを望んでいるのです。どうしたら病気にならないのでしょうか?それを研究するのが、健康管理学の立場です。

病気にならないためには、日常生活上「軽く見てはいけないこと」がたくさんあります。ついつい見過ごしがちですが、将来的に健康上の重要問題となる事象を取り上げてみました。

朝の体重測定

体重管理は健康管理の基本です。余分についた脂肪が、「早死に」の原因となるのは間違いありません。

2つの籠にラットが1匹ずついます。片方の籠には常時餌を入れておき、ラットが好き放題に食べられるようにします。もう片方の籠にいるラットには、餌の量を制限し、少量の餌だけを与えるようにします。好き放題に食べることができるラットはぶくぶく太りだします。そして、餌を制限したラットの半分の寿命で死んでしまいます。逆に言えば、食事制限したラットは、好き放題に食べることができるラットの2倍の期間を生きられるということです。

体重管理をしっかりと行うためには、毎朝、体重計に乗ることが大切です。起床して、トイレで排尿を済ませたら、まず体重計に乗ってください。そして、前の日の朝より体重が増えていたら、今日は、食べる量を少なくしようと念ずるのです。

「毎朝、体重を測定する」という小さな日課を軽く見てはいけません。

子供の食事量

子供の身長の伸びは「食べる量」に比例します。たくさん食べる子は背が高くなり、あまり食べない子は、背の伸びが悪くなります。子供にどれだけたくさん食べさせることができるかはお母さんの腕の見せ所です。

「うちの子はしっかりと食べているはず」と錯覚していることがよくあります。子供の友達や、2人目の子供がたくさん食べる姿を見て、「1人目の子供はあまり食べなかったんだ」と後になって気づくこともしばしばです。
給食を残すようなら、食べる量が少なかったのだと断定してかまいません。「外食したらよく食べるなあ」と思うときは、日ごろ、家で食べる量が少ないのです。その場合は、お母さんの味付けが合わないという理由なども考えられるでしょう。
「満遍なく食べなさい」と厳しくしつけすぎて、子供が食べることを嫌いになっている場合もあります。しつけと称してあえて嫌いな料理を出して食べさせようとすることもあるでしょう。その結果、食事をするということを本能的に嫌うようになり、食べる量が少なくなっている場合もあります。そのような時は、しつけのことは後回しにしてでも、子供が好むものを集中的に食べさせたほうがよろしいです。

一般的に、たんぱく質は身体を上に伸ばし、炭水化物や脂質は横に広げます。しかし、活動量の多い子供は炭水化物もしっかりと食べなければいけません。ダイエットブームがあったために、子供があまり食べていないのを気にしないお母さんも増えたように思います。
一方、確かにたくさん食べているけれども、実際は食べる量が不足していることもあります。部活動などで激しく運動している子供には注意が必要です。背の伸び具合で、食べる量が足りているかどうかをチェックしましょう。平均身長より低ければ、食べる量が不足していると思ってかまいません。
4歳から10歳で背の低い子供は、遺伝的に思春期がよほど遅く来ない限り平均身長を逆転することはありません。
子供の最終身長は、4歳までが勝負です。授乳、離乳食、2歳、3歳時に食べた量が少なく、4歳の誕生日で100cmになっていなければ、子供の最終身長は平均より低くなるということを覚悟しなければいけません。

「あまり食べないけどしょうがないや」と思って、子供の食べる量を軽く見てはいけません。

靴底のインソール

80歳でぴんぴん元気な人がいたとします。その人が90歳までぴんぴん元気でいられるかどうかの分かれ目の1つが膝の問題です。膝の痛みが出ると、家で閉じこもりがちになることもしばしばです。

若い頃に激しく運動した人ほどひざの関節面は磨り減ります。また過体重であった人も同様です。この磨り減りが痛みの原因になるのです。
膝の関節面の上下全体が満遍なく接していたら、ひざの衰えは極小にできます。やや凹脚、あぐらをかくことが多かった、正座をよくしたなどの理由で関節面の上下が偏って接していたなら、90歳までに膝の痛みは必発であると思ってかまいません。
若い頃、あるいは中高年期に、一時的に膝が痛かったけど、いつの間にかの治ったという人も要注意です。その痛みは、90歳までには必ずぶり返し、今度は治らずに一生の痛みになってしまいます。
「○○するときだけ、ちょっとひざが痛い」というのも大注意です。高齢になったときに必ず定着した痛みへと進みます。

靴底に入れるインソールというものがあります。価格はたったの2~3万円です。この金額を惜しんで、将来の膝の痛みを予防しないでいることは大きな失策といえます。インソールは膝を守る最も確率の高い予防方法なのです。
固定した痛みになると、それを治すのは大変です。固定した痛みになる前に、靴底のインソールを入手して、巧みに利用するようにしてください。

「自分の足にあわせたインソール」を軽く見てはいけません

ストレス時の精神安定剤

この世に人間関係がある限り、あるいは事業活動がある限り、さらには生活の営みがある限り、ストレスがないという人は存在しません。ストレスの受け止め方やストレス発散方法について、各人さまざまな工夫をしながら日常生活を送っています。

過度のストレスに黙って絶えている人もいます。我慢強いのでしょう。しかし、健康管理上、ストレスを放置することはろくな結果をもたらしません。免疫力が低下して感染症、発ガンの原因になります。免疫調整能力が低下して蕁麻疹、関節炎などの原因になります。血管内皮に炎症が惹起されて、心筋梗塞の原因になります。頚動脈付近で血栓ができて、それが脳の血管に詰まって脳梗塞の原因になります。脳の視床付近から視床下部付近が充血して、毛細血管レベルでの脳出血の原因になります。視床下部失調を来たし、ホルモンバランス、自律神経の異常を招きます。

ストレスを軽く見てはいけません。「かなりのストレスだな」と思ったら、精神安定剤を利用するべきです。「私は薬は嫌いだ」「私はストレスを耐えぬく」などの精神論は捨てたほうがよろしいです。相性のいい精神安定剤を手に入れたら、寿命管理、体調管理上の秘密兵器になりえます。

「精神安定剤の存在」を軽く見てはいけません。

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院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る