プラセンタ注射の真実

電話受付10:00~18:30

03-3225-1515

メディカルサロン風本真吾の訓え

プラセンタ注射の真実

2003年から2006年頃、日本中にプラセンタ注射が普及しました。今では、皮膚科、美容外科、産婦人科では盛んにプラセンタ注射と銘打って、胎盤エキス製剤の注射が実施されています。

私(風本)が健康管理の観点からこの注射に着目したのは、メディカルサロンを創業して間もない1993年頃でした。そのときの目的は、「疲労がとれる」「熟睡できる」「肩凝りがとれる」というものでした。それ以前に、世間では「臍の緒を埋没させる」などの怪しげな治療が横行していましたが、1個の受精卵を人へと成長させる因子を含む胎盤エキスは何かと研究上の興味がもたれていたのです。

さて、この注射を週に2回のペースで続けていると、みるみるうちに肌質が改善します。女性にはこちらの効果の方が喜ばれました。注射を長期間続けていると、「肌が白くなる」「くすんだ感じがなくなり若々しくなる」「キメが細かくなる」などの効果も感じられますが、注射した翌日には、「肌がしっとりする」という即効性もあったのです。1回1本の注射で即効性を感じなかった人は、2本打てば即効性を感じました。
表皮細胞の隙間を埋めて、なんともいえない心地よさ、しっとり感を与えるのは、細胞間脂質といわれるセラミドです。プラセンタ注射は、表皮細胞に働きかけて、血液中からアミノ酸「セリン」を取り込み、セラミド合成能力を高めます。だから、「肌がしっとりする」という効果が現れるのです。セラミドは肌の乾燥を防止する役割も持っています。この効果をさらに高めるためには、血液中に「セリン」が豊富になければいけません。そこで、サプリメント「素肌栄養素(セラミドの調べ)」を開発しました。

プラセンタ注射と素肌栄養素の相乗効果は抜群で、たちまち口コミで広がっていきました。遠方から、わざわざ東京四谷まで来られる方が増えたので、「当方からお出向きします」という意図をこめて、大阪メディカルサロン、名古屋メディカルサロン、岡山メディカルサロンを設立しました。当時、「エリザベス点滴」という名称を使っていたのが懐かしいです。

私は2001年に『お医者さんが考えた一週間スキンケア』(三笠書房)という書籍を執筆し、その中にプラセンタ注射のことをまとめた一節を設けました。この書籍は重版を繰り返し、10万部以上のベストセラーになりました。日本中にプラセンタ注射が広まったのはそれからです。当初は、プラセンタ注射を実施しているクリニックがなかったので、まさに日本中からメディカルサロンへと希望者が集まってきました。都内に六本木メディカルサロンを作り、京都、広島、福岡、沖縄にまでメディカルサロンを開設したものです。
あまりに多くの希望者が集まってきますので、応じきれなくなったので、「近所の皮膚科や産婦人科で打ってもらえるかもしれませんよ。そちらで事情を話してみたらどうですか?そちらのドクターがわからないと言えば、そのドクターに四谷メディカルサロンに電話で尋ねてくださいと言ってくれればいいですよ」と応じるようになりました。すると、「そちらで打っているプラセンタ注射というのは、何を使っているのですか?」という問い合わせの電話が、あちこちのクリニックから来るようになりました。それには丁寧に、「ああ、それはラエンネックを使っています。普通に薬問屋に注文すれば、入手できますよ」と教えてあげたものです。

さて、このプラセンタ注射、病気の治療で使用しているわけではありません。医療というのは、病気を治療するために存在しますので、病気のタイプによってジャンル分けされます。しかし、プラセンタ注射は病気の治療目的ではないので、ジャンルに分けることが困難です。それでもあえてジャンル分けするなら、医学的にはどのようなジャンルに属するのでしょうか?
答えは、「再生医療分野」です。ノーベル賞なども関与し、「iPS細胞」などの語が飛び交うようになりましたが、それらと同じ再生医療の分野ということになります。

人体はもともと、1個の受精卵にすぎません。たった1個の受精卵が、細胞分裂を繰り返すうちに、脳になり、骨になり、内臓になり、血管になり、皮膚になり・・・そして一人前の人体になっていくのです。このように、後に人体のあらゆる細胞へと変化できる細胞を「胚細胞」と言います。この胚細胞は成人の人体内にも、あちこちに存在しています。怪我などをしたら、その怪我の部分に胚細胞が集まってきて修復するのです。骨折したら、骨折面に胚細胞が集まってきて骨をつなぐように修復します。皮膚にも胚細胞が存在します。この皮膚から胚細胞を取り出して培養したのがiPS細胞です。

さて、胎盤は、母体と受精卵(赤ちゃん)を連結させ、受精卵を一人前の人体へと育てる過程を見守っています。胚細胞が分化していく過程に必要な栄養素、成長因子を胎盤が提供するのです。プラセンタというのは、その胎盤から栄養素、成長因子を抽出したエキス成分なのです。

皮膚には胚細胞がたくさん存在します。プラセンタ注射を投与すると、まず肌に効果を感じるのはそのためです。さらに、肌に必要な栄養素である「素肌栄養素」を補っておくと、皮膚の大元の細胞の細胞分裂周期(ターンオーバー)が早くなりますので、肌質のくすみがなくなり若々しくなります。
新しい細胞は白色です。メラニン細胞や紫外線が関与して、時間が経つと色が着きます。したがって、ターンオーバーが早くなれば、肌色がやや白くなります。つまり、プラセンタ注射を続ければ、肌色が白くなるのです。さらに、セラミド合成能力が高まりますので、独特の心地よいしっとりとした肌質になります。また、アトピー性皮膚炎に対しても、一定の割合で、劇的な効果を示します。

プラセンタ注射の重要な作用を、もう1つ述べておきましょう。胎盤は、赤ちゃんが奇形化するのを防止しています。1個の受精卵が盛んに細胞分裂するのですから、間違えた細胞も頻繁にできているはずです。その細胞が居残ると奇形児になるはずですが、めったにできません。なぜなら、間違えた細胞はすぐに排除されるからです。その排除の役割を担っているのが、これまた胎盤なのです。「遺伝子的に間違えた細胞を修復する、あるいは排除する」という作用を「P53遺伝子活性化作用」といいますが、プラセンタはその作用を持っています。
では、この作用は何に役立つのでしょうか?答えは「シミの予防」です。
紫外線の影響で、メラニン細胞の遺伝子に傷がついた場合、5~10年後にそのメラニン細胞はシミの細胞へと変化します。シミ細胞に変化する前の細胞を「シミ爆弾」と表現することがあります。そのシミ爆弾を修復する作用が、シミを予防するという点で大いに役立つのです。
私が研究する予想医学の分野では、このシミ予防の効果が重要です。確かに、5~10年前にプラセンタ注射を盛んに打っていた人は、今になってもシミが出てきていません。
プラセンタ注射のP53遺伝子活性化作用のおかげで、紫外線で遺伝子が傷ついたメラニン細胞を排除すること、あるいは修復することができていたのです。

胚細胞を分化させる役割や、皮膚に対する効果を考えると、年をとっても若々しい身体を維持するために大いに役立つのは間違いありません。
このプラセンタ注射がもたらす健康管理学上の効果に関して、ますます研究を深めたいものです。

プラセンタ注射について詳しくはこちら

お問い合わせ

お電話にてお問い合わせください。

〒160-0004 東京都新宿区四谷4-7白川ビル2F

クリニック案内

四谷メディカルクリニック
〒160-0004
東京都新宿区四谷4-7白川ビル2F
03-3225-1515
院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る