身長の伸びをロスするとき<4>

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風本真吾の健康談話 vol.40

身長の伸びをロスするとき<7>

メディカルサロンでは、あるプライベートドクターシステムの会員からの相談をきっかけに、「子供の背を伸ばす」を深く研究することになり、20年ほど前から診療に実践応用しています。依頼者とのコミュニケーションを深める中で、その診療手法は年々進歩していきます。

ここでは、幼少期から大人に向かう身長発育にあたって、
「背の伸びはこんな時にロスしてしまう」「こんなことがあれば背の伸びは悪くなってしまう」
をまとめました。数回にわたって発表していきます。

「止まりゆく3年」の身体負荷の強すぎる運動

「止まりゆく3年」の精神的なストレスはいけませんが、ハードな運動による身体的ストレスもまたいけません。ハードな部活で身体がくたくたに疲れると、背の伸びは悪くなります。くたくたに疲れて、食欲まで低下して、体重が減ってしまえば、背の伸びには致命的です。背の伸びは二度と回復しないこともしばしばです。
体重さえ落とさなければ、回復させられる可能性が残ります。部活をやめたとたんに伸びが回復した子供は、、山ほど見てきたものです。

「止まりゆく3年」の急激な体重減少

男の子で、まだ160cmなのに、背の伸びが止まってきた。ここ1年で2cmしか伸びてない。という子供はたくさん来院します。通常なら、その状態から歯あと1cmしか伸びませんが、治療することにより3~8cm伸ばせるケースはかなりあります。

治療を開始して、順調に伸びだしたな、と思っても、ある時に、「インフルエンザにかかった」「急性腸炎にかかった」などで、急激に体重が2~3kg落ちてしまうことがあります。すると、背の伸びはぴたりと止まって、二度と伸びなくなってしまうこともよくあるのです。

急激に体重が落ちる、つまり、短期間での急激な栄養上のマイナスバランスは、一気に骨端線の反応力を奪い取ってしまうのでしょう。

止まる間際の体重が増えない、あるいは、急に2~3kg増える

背の伸びが止まる直前、あるいは止まった直後に来院する人も多くいます。治療を開始した直後の3~4ヶ月で半数余りの人は、1cm前後伸びますが、その3~4ヶ月で体重が増えなければ、その後、たいていは止まってしまいます。栄養バランスがマイナスになると、伸びは続かないのです。
また、張り切って食べ過ぎて体重が2~3kg以上も一気に増えた場合も、止まってしまうことが多いのです。急に肥大化した脂肪細胞が骨端線に対してマイナスの働きをする物質を分泌するのかもしれません。

この時期の治療は、体重は、1ヶ月に300gくらい増えていくのが理想なのです。

発表会などのストレス

バレエや音楽には、発表会がつきものです。特別に理由があるわけではないのに、急に背の伸びが止まっている子供に、「何かストレスなことやプレッシャーなことはないですか」と尋ねると、親と目を合わせながら、発表会の話が出てきます。
舞台での発表会が関与するときのプレッシャーで背の伸びをロスすることは、比較的よく見受けられます。発表会が終わると、伸びが再開することがあります。

同じストレスやプレッシャーでも、中学受験や高校受験では、背の伸びのロスは稀です。「皆が同じプレッシャーを受けている」というものと、「私だけがプレッシャーを受けている」というものは、子供にとっては質的に異なるものなのかもしれません。

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院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る