身長の伸びをロスするとき<4>

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風本真吾の健康談話 vol.39

身長の伸びをロスするとき<5>

メディカルサロンでは、あるプライベートドクターシステムの会員からの相談をきっかけに、「子供の背を伸ばす」を深く研究することになり、20年ほど前から診療に実践応用しています。依頼者とのコミュニケーションを深める中で、その診療手法は年々進歩していきます。

ここでは、幼少期から大人に向かう身長発育にあたって、
「背の伸びはこんな時にロスしてしまう」「こんなことがあれば背の伸びは悪くなってしまう」
をまとめました。数回にわたって発表していきます。

良く伸びる2年に体重が増えない

子供は、ある年齢から性発育の時期を迎えます。性器が発達して大人の身体へと変化していく時期です。通常、男は11歳6ヶ月から始まり、女は10歳0ヶ月から始まります。始まりは、男は睾丸が大きくなること、女は乳首、バストに変化が現れることです。そして、以後、2年がかりで性器発達が進行します。

その2年間は、身長はよく伸びます。男は平均で年8.7cm、女は平均で年7.4cmです。その2年間の真ん中の1年は10cm以上伸びることがしばしばです。身長発育指導の立場からは、この2年間を、「よく伸びる2年」と名付けています。

最終身長を決める最大の秘訣は、この時期に、自己の身体が持つ身長発育の潜在能力のすべてを出し切ることです。そのためには、タンパク質を中心にたくさん食べて、体重を大いに増やすことが大切です。

この時期は、頑張って一生懸命に食べても、なかなか体重が増えません。食後の体温上昇が大きくて、摂取したカロリーを熱に変えて消費してしまうからです。だから、「たくさん食べているはずです」という思い込みがいけません。きちんど体重が増えているかどうかをチェックするのです。

体重が1ヶ月に1kg増えれば、背の伸びの潜在能力は最も引き出せます。体重増加がそれ以下なら、十分に伸ばせているとは言えません。この時期は、身長そのものにこだわるよりも、体重増加にこだわることが大切なのです。

この2年間は、通常なら、男で17.5cm、女で15cmほどの伸びですが、体重をしっかりと増やしていけば、男で21cm以上、女で18cm以上伸ばすことが可能です。
この2年間に体重が十分に増えなければ、1年間の伸びが6cmくらいになってしまいます。この時期の身長ロスは、後に取り戻すのは至難です。

食事の内容としては、乳製品の摂取は大いにすすめられます。食後にチーズやヨーグルトを摂取する癖をつけて、体重を増やしていくことが大切です。
また、好きな食べ物を中心にするメニュー編成は有効です。偏食傾向にある子どもに、懲罰的な意味合いで嫌いな食べ物を食卓に並べることをしてはいけません。
ただし、タンパク質の摂取が少ないのはいけませんので、肉、魚はしっかりと食べさせるようにしてください。タンパク質の摂取が少ないようなら、プロテイン系のサプリメントを摂取することもおすすめできます。
プロテイン系のサプリメントを摂取する場合は、大豆由来のものは避けるようにしてください。

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院長:風本真吾

略歴

平成元年 慶應義塾大学医学部卒業
2年間研修医を経て同医学部内科大学院へ
平成4年 四谷メディカルサロン(現四谷メディカルクリニック)開設
現在に至る